その57:先祖と繋がる

大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】

代表の黄麗です。

セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・ 

その57目は「その57:先祖と繋がる」のお話です。

その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?

前回の記事はこちら!→「その56:間違っている事に気がついて」

私は、ご先祖様が命を繋いでくれたお陰で、
今を生きられているのは理解していた。

それは、頭で分かっているだけだった。

本当にそのありがたさを35歳になるまで、改めて感じた事はなかった。

日常に囚われて、自分のことばかりだった。

恩知らずな人間だったという事が、
内観セミナーのBコースを受講して、私の中で発覚した。

もう、申し訳なくて、
セミナー中は泣いて、泣きまくった。

 

特に一番直近のご先祖様である両親に対する思いは、
全く感謝が足らなかった。

他の受講生を見渡すと、私と同じ様に泣いている人もいたが、
嬉しそうにしている人もいた。

「同じセミナーを受けても人によって、泣くところが違うからな!」と師匠。

ヘドロまみれの心が涙で随分と洗われた。

しかし、まだ私は苦しかった。

4日目、最終日の朝、もうこの内観も終わりなのに、まだ心が苦しい。

インストラクターの先生に「私、こんなんじゃ、帰れません!」と食らいついた。

にっこり笑って「大丈夫だから!」と言うのが答えだった。

大丈夫って、もう終わりじゃないと思って、不安になった。

何がどうなったら、大丈夫なのか分からなかった。

セミナーの最後の最後、
インストラクターの一言。

私に「あっ!」と言う気づきが起こった。

その瞬間に、私は生まれて初めてとんでもない感覚を体験した。

ご先祖様に心の底から感謝したら、
身体中の細胞が歓喜で震えだした。

こんな体験は今まで、味わったことがない。

細胞が喜んでいる! もうビックリした。

それは今まで味わったことがない幸福感だった。

私の中の閉じていた感性が開いた。

もし、経済的理由でこのセミナーを受講しなかったら・・・

もし、この歓喜を一生知ることなく、死を迎えたのかと思うと・・・

人間として生まれて何と勿体無いことかと思った。

私の全てが、ご先祖様を通して天より賜ったものだったのだ。

大恩感謝、心の底から。

あんなに私を苦しめていた心のヘドロが、瞬間に消えてしまった。

続きはこちら!→「その58:感謝を知る」
 

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黄麗/占龍館代表

占龍館代表 先祖代々神主を務める家系に生まれ、幼少の頃より心霊・占いなどの精神世界に関わる。 占術家として、テレビ出演や雑誌掲載、講演活動など、日本全国で幅広く活躍し、WEBコンテンツやアプリなどでも占いの監修を手がけている。

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