大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・
その32回目は「その32:幽霊三昧」のお話です。
その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?
前回の記事はこちら!→「その31:仏教とキリスト教」
母から聞いた話。
私は子供の頃から、
幽霊と遊んでいたようだ。
3歳の頃、母は専業主婦だった。
台所で食事の用意をしていると、
居間にいる私の話し声と笑い声が聞こえてくる。
1歳の弟と戯れているのかと思っていたら、弟はグッスリ眠っていた。
「誰かとお話してたみたいだったけれど?」
母は私に聞いた。
私は笑顔いっぱいに
「うん! 女の子が遊びに来てたの!」
と答えた。
母はギョッとした。
家の中に女の子が入ってくるわけがない。
ここで、私の母はスゴかった。
「そんな事あるわけないでしょ!」
と私の言ったことを否定せず、
「どんな女の子が遊びに来ていたの?」と聞いた。
私は自分よりも少し小さな女の子だと答えた。
「その子はよく来るの?」
「うん!よく来る!」
その答えを聞いて、母は心配した。
母は父と相談して、その女の子の供養に行った。
しばらくして、「この間のよく来る女の子は最近、どう?」母は私に聞いた。
「最近、全然来なくなった。」
「そう。」母はほっとしたそうだ。
私が中学生の時にこの話は聞いた。
弟が生まれる前に、
もう一人子供がいたと衝撃の告白を受けた。
自分の記憶を遡ってみると、
3歳の時は、家の中で色々な者達と遊んでいたことを思い出した。
幽霊三昧の日々!
私はそれが普通に存在しているものと同じに思っていた。
だから、特に何も思わなかったが、
あの時の情景を思い浮かべれば、
私は幽霊や妖精達と無邪気に遊んでいたのだ。
目の前に現れたものをそのまま見て、
その存在を疑っていなかった。
感性が開いている子供達は、それが見える。
そして、年齢を重ねていく間に、閉じていく。
私も同じだった。内観によって目覚めるまでは。
続きはこちら!→「その33:見えると怖くない」