大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・
その16回目は「ブランドで身を固める」のお話です。
その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?
前回の記事はこちら!→「その15:赤ワイン大好き」
家出をした時、お金はわずかしか
持っていなかった。
住み込みで、喫茶スナックで
朝から晩まで働いた。
給料は手取り8万円。
食費と家賃を引かれても、
安すぎるけれど・・・
もうすぐ16歳の私に文句はなかった。
居場所があるだけでありがたかった。
住み込みで、朝から晩まで働いて、
真面目に働いていたから、
自然に店を任されるようになった。
これが良かった!
店の経営を16歳にして
覚えることになった。
・お金の管理
・伝票の管理、
・顧客の管理
・仕入れ
など、全て私にかかってきた。
17歳の時、また歳を偽って・・・
場末の別の所に住み込みで働いた。
今度は夜だけの仕事だった。
やっと18歳になった。
これで、どこでにも働きに行ける。
大阪北新地やミナミの店で
採用されて働いた。
私はまだ、世間知らずだった。
ホステスたちはブランド物で
身を固めていた。
「私も真似しなくちゃ!」
と思った。
でも、ブランド物を買うほどのお金がない。
お金が無くて困っている人に、
お金を貸して返って来ないから。
騙されている自覚もなかった。
当時はバブルと言われていた時代!
自分では買えないけれど・・・
18歳の私は、お客様に欲しいものを言えば
買ってもらえた。
「欲しい!」と言えば実現する。
言葉は魔法のようだった。
宝石、バック、毛皮、着物、洋服・・・
夜の仕事に相応しいものがそろっていった。