大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その182「聖徳太子と法隆寺」
私にとって聖徳太子は
子供の頃から潜在意識に
刷り込まれている。
それは、1万円札と5千円札が
聖徳太子だったからだ。
その顔をありがたい存在として
毎日ぐらい見ていた。
買い物など家事の手伝いで
お金を扱うことが多かったので
潜在意識に入らないわけがない。
今日は法隆寺にとても詳しい人から
お話を聴くことができた。
法隆寺の西院伽藍は
飛鳥時代に建てられた
現存する世界最古の木造建築物群である。
五重塔の上の方には
徳川家の葵の御紋が付けられている。
離れた位置から観ないと
それは見えない。
普通に観ただけでは
見落としてしまうと思う。
私も子供の頃から
何度も法隆寺を訪れたことがあるが
そんなことを知ったのは
初めてだった。
修繕費の無い法隆寺に
徳川五代目将軍の綱吉の母
桂昌院が費用を出したから
と言う説明を受けた。
五重塔の中には
お釈迦様の物語を表す
粘土で作られた群像がある。
そして、その下には米粒ほどの
お釈迦様の骨が埋められているという。
今まで習ってきた知識や
ネットで検索したものを
鵜呑みにしていると
「それは、違います!」と
その詳しい人は自信を持って言う。
法隆寺は
聖徳太子が薬師如来を
父の用明天皇の病気平癒の祈願の為
祀られたのが始まりだと教えて頂いた。
そして、最初に建てられたものは
焼けて消滅してしまったので
現存する世界最古の木造建築物として
今在るものは
建て直した二度目のものだとのこと。
約1400年間維持してこられたのは
多くの人の愛情と思い入れが
あってのこと。
法隆寺はこれからも
歴史を語り継ぐ人によって
守られていくのだと感じた
法隆寺には
私たちが知らない話が
まだまだ沢山ある。
つづく…。
【お知らせ】
内観EQセミナーの開催日程が決まりました。
3泊4日間の精神世界の旅の詳細は下記HPより
ブログ「精神世界の旅」121話からも
内観のことについて書いています。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。