大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その122「内観はひとりでは難しい」
深い内観はひとりでは難しい。
浅く行うことは簡単だ。
浅く行って、内観をやった気分になっても
何も変わらない。
内側の自分にとって
都合の悪いことや嫌なことは
見えないようにされていたり
気づかないようになっている。
無意識に避けて
無いことにしている。
しかし、それが原因で
あらゆる苦しみを引き寄せている。
「臭いものに蓋をする」ということが
日常的に心の中で行われて
無意識層に投げ込まれている。
蓋をしても、臭いものは無くなっていない。
それは、同じものを引き寄せる力を持ったまま
魂に汚れとして付着する。
そして、当の本人は
願っていないことを引き寄せているのだが
自分に原因があるという自覚は無い。
自覚があればコントロール可能になる。
内観EQセミナーでは
まだコントロール可能になっていない
無自覚な内面を発見する。
無自覚な部分を
無自覚な本人がひとりで発見するのは
至難の技だ。
悪臭を放っている犯人はあなたなのに
その臭いが自分から出ている自覚が無ければ
原因を外に探す。
いくら外に探しても
時間の無駄になるだけだ。
まず、第一の関門は
犯人は自分であるということを
認められるか否かに掛かっている。
その門をすでに通り過ぎている人でも
まだ、通っていない門があることに気づく。
書く座禅によって
証拠は自分の目の前に突き付けられる。
目の前に突き付けられても
まだ分からない。見えていない。
そこで、インストラクターが
ヒントをくれる。
「あっ!」と気づきが出る。
それは、一つや二つではない。
内観には海のような広さと
深さがある。
本当は宇宙と言いたいところだが
地球の海を観てほしい。
コバルトブルーの美しい海の上澄みも
私たちの心の美しい部分だが
地球の海が今はひどく汚染されている。
その汚染の犯人である私たちの心の海は
どうなっているのか?
そこを観ないで
宇宙に意識を持って行っても
地球の海はきれいにはならない。
海にある汚れを直視して
その原因を取り除く。
見たくないかもしれないが
汚れを発見しなければ
美しく戻ることは不可能だ。
ゴミは一つや二つではない。
太陽からの光を遮るほどになっている所もある。
みんなの魂もそれと同じだ。
そのまま無視するのか?
美しさを取り戻すのか?
つづく…。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。