大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その112「人生の転換期」
山を登っていく時と
下っていく時は
その力の使い方が違うように
私たちの人生においても
何かを獲得したりすることから
手放すことが
幸せの方向性となる地点がある。
それは、180度真逆の行為となる。
自転車で例えると
登り坂の時は一所懸命ペダルを踏みこむ必要がある。
下り坂で、同じことをしたなら
転倒してしまうだろう。
今まで頑張ってきたことが
急に頑張ってはいけなくなる。
何事も力まない方が
スムーズに物事が流れるようになる。
価値観の転換が起こる。
人によってその時期にズレはあるが
30代半ばから40代後半までの間に
それは起こりやすい。
そのサインは身体が教えてくれる。
体力の低下だ。
この体力の低下を嫌がる必要はない。
転換期だと教えてくれていると思えばいい。
自力が弱まって来ると
今度は大自然の力を上手く使うことを覚えればいい。
90歳の武道の達人は
小さな体で
向かってくる若者たち数人を
さっと投げ飛ばす。
どう見ても若者たちの方が
力が強いに決まっているのに
その達人に手も足も出ない。
若者は自力を使い
達人は大自然の力を使っている。
身体から力みを抜くと
大自然の気が身体に流れ込んでくる。
抵抗するのではなく
大自然と一体になる。
違う質のエネルギーによって
また体力が戻って来る。
「我」を捨てて
「大我」と繋がる。
体力が落ちたと感じたら
力を抜いてリラックスする。
そして、体力が落ちたことを嫌がらない。
新しい感覚にきっと目覚める。
つづく…。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。