大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その109「伊勢神宮の素晴らしさ」
前回の伊勢神宮の遷宮の時は
その神聖な行事に参加させて頂いた。
外宮は御木曳車で陸曳(おかびき)
内宮は五十鈴川を川曳(かわびき)
木遣歌と「エンヤ―!」の掛け声で
大きな丸太を引く
御木曳行事(おきひきぎょうじ)は
体力と気力の限界を感じるほど
ハードな体験だった。
また新宮に御白石を奉献する
お白石持行事(おしらいしもちぎょうじ)では
内宮の天皇陛下しか入ることの出来ない
奥の宮の場所に
白い石を二つ置かせて頂いた。
共に貴重な体験だった。
伊勢神宮の遷宮は20年ごとに行われるが
その準備の行事は
平成17年から25年10月までと
8年間かけて行われた。
式年遷宮の制度は
天武天皇のご発意により始まり
次の持統天皇4年(690)に第1回が行われた。
長い歴史の間には一時の中断はあったものの
これまで20年に一度
約1300年の長きにわたり繰り返し行われ
前回の平成25年10月で62回目となった。
次は2033年
次回も参加させて頂ければ
ありがたいと思う。
この遷宮から学ぶべきものは多い。
それは、20年毎に行われるので
技術や文化の継承ができるということ。
そして、まだ使用できる建物を
あえて壊して新しくするということ。
手遅れにならない間に
新しく生まれ変わるシステムが
働いているから
現代でも活気にあるれて
存続できている。
古いけれど
古くない。
そんな在り方から
私たちは何かを学ぶ。
伊勢神宮は世界に誇れる
日本の魂だと思う。
つづく…。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。