大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その102「救世主は他人ではない」
世の中には色々な宗教がある。
そして、どの宗教と縁があるのかは
生まれた時からなのか
生まれる前からなのか
成長の過程で出会うのか
人それぞれだ。
宗教は
核心の教義が大切であって
それを守り生きていく人の集団であるはずなのに
既存の組織を維持する為に
教義が軽んじられて
人集めが最も重要になっている団体も見受けられる。
現実に人を多く集めるためには
教義を緩めないと
人は集まらない。
緩めた教義で集まった人の集団が出来上がるから
言っていることとやっていることが違うという
団体に成り下がる。
例えば仏教でいえば
五戒というものがある。
たった五つの在家の縛りだ。
１．不殺生戒
２．不偸盗戒
３．不邪淫戒
４．不妄語戒
５．不飲酒戒
それを守ることができないなら
入信不可能であれば
その宗教に人は集まらない。
実際はどうだろうか？
日本では出家している僧侶ですら
その団体のトップですら
この在家の縛りを守っていない人がいる。
人集めには
「共感」が必要だ。
組織の維持には多くの人が必要だ。
相手のわがままを受け入れると
教義は曲がっていく。
だから時代に合わせて色々な宗派ができる。
残念ながら
もうそれは仏教とは言えない。
原点に戻ることが必要だ。
守るから守った気づきがある。
守らなければ
それに気づくことは出来ない。
人を幸せに導くための五戒である。
守った方が幸せで
守らなければ
それなりのことが起こって来る。
守らなくて
それなりのことを起こしたのは
自分自身ということになる。
この領域は
別の何者かが
あなたを助けることはできない。
守る人になるまで
今の状態が続く。
その部分に関しての
救世主は他人ではありえない。
守るか？
守らないか？
あなたを救うのは
あなた自身ということになる。
「自由」という意味をはき違えると
本当の「自由」を手に入れることはできない。
幸せになりたい人は
教義を守る生活から入るべきで
その向こうに
あなたのまだ知らない本当の自由がある。
物事には順番がある
まずは「守破離(しゅはり)」の守から入る。
そこを飛ばすと
永遠に六道輪廻をさまようこととなる。
つづく…。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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