大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その59「理解し合えない理由」
先日、ある講演会に参加した。
講師の方が
「皆さんの記憶力と集中力のテストをさせて頂きますので
今から流す映像の白いチームと黒いチームのバスケットボールのパスで
白いチームが何回パスをしたかを数えて下さい。」
と言われた。
会場には180人ほどの人がいて
映像の中の白いチームが何回パスをするのかを各々に数えだした。
「10回パスをしたと思う人!」
講師が言うと何人かが手を挙げた。
「11回だと思う人」
講師は順々に回数を増やして皆に聞いていった。
「18回、それ以上だと思う人!」
この回数で質問は止まった。
「正解は15回です。ただし、見えない所で一回パスをしているので
16回の方も正解です。」
会場からはざわめきが起こった。
正解を出した人が歓声を上げた。
講師は続けて
「ところで、何か変なものが見えた人!」と聞いた。
私と数人が手を挙げた。
180人いる中で手を挙げた人はほとんどいなかった。
「何が見えましたか?」と講師。
手を挙げた人が
「熊」「ゴリラ」と言った。
私もゴリラが見えた。
「そんなものは見えなかったという人、
自信を持って手を挙げて下さい!」
すると一斉にほとんどの人の手が上がった。
「えっ? あれが見えていなかったの?」
私は驚いた。
講師は同じ映像を再度流した。
すると、バスケットのパスをしている間を
ゴリラの着ぐるみを着た人が
堂々と通って、真ん中で胸まで叩いていた。
会場からは驚きの声が上がった。
「同じ映像を見て、見えている人と見えていない人が
いることが分かりましたね」と確認した。
パスを数えることに集中していたから
殆どの人はボールにしか意識がいっていなかったのだ。
また、別の映像を見せて
「右に回転していると思う人!」
「左に回転していると思う人!」
と聞いた。
これも意見は半々ぐらいに分かれた。
私は右に回転していると見えたので
右の時に手を挙げたが
私の隣の人は左の時に手を挙げた。
「えっ、これが、この人には左に見えるのだ。」
私は驚いた。
これは、「ゲシュタルト心理学」と呼ばれるものだ。
「少女と老婆」という絵が有名だ。
同じ一枚の絵がある人には少女に見えて
ある人には老婆に見える。
私は、それなりの知識があったが
実際に、私が右に見えている物が
隣の人には左に見えているということを
目の当たりにしたのは初めてだった。
お互いの意見が違う時
同じ現象を人は違う風にとらえている。
意見の違いで
口論するのは馬鹿馬鹿しいことだ。
お互いが見えている物を
認め合うことが大切だ。
つづく…
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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