大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その15 「悪人を許せば自殺はなくなる」
私は子供の頃から
死んでしまいたいという
思いに駆られることが多く
特に思春期の頃は危なかった。
どうせ死んでしまうのに
「何のために生きるのか?」
「何のために生きているのか?」
分からないので
少し精神的におかしくなっていた。
大人の汚い部分に
自分も染まっていくのが嫌だった。
生きることが苦痛で
死んだ方が楽だと考えるようになっていた。
なのに正常な時は
死の恐怖がある。
親や周囲のことも考えることができる。
自殺を止める見えない存在の声も聞こえる。
ところが、たまにそれが無くなる時があった。
ふっと逝ってしまうような危ない状態だった。
私には働き者の厳しい父と慈しみのある母という
しっかりとした両親もいたし優しい弟もいた。
ごく普通の生活もさせてもらえていた。
ぬるま湯の中にいたのに
とても自分を不幸に思っていた。
子供の為にと働いてくれている両親を
「なぜ、私を生んだのか!」と
恨んだことさえあった。
恩知らずの未熟者とは
まさに子供の頃の私のことだった。
私は心の中で他者の悪を裁いていた。
そして、無自覚ながらも
自分の中に生まれてくる悪を消そうとした。
だから
自分の存在を無くしてしまいたくなった。
正常とそうでない時の自分の心が揺れ動く。
思春期はホルモンのバランスも崩れ
身体が子供から大人に変わっていく不安定な時期である。
生き残るには
自分の中の悪を無視するしかなかった。
「私は悪くない!」
悪を排除するプログラムが
脳にインプットされているので
そう思わなければ生きられなかった。
脳はいつも自分をごまかして正当化した。
そして、社会に出て内観に出会うまで
長い年月をかけて
魂をヘドロ状態まで汚していた。
内観を通して自分の悪人の部分を正視するということは
そのセミナーを受けたからといって
全員が出来るものではない。
真実を見ることを恐怖が邪魔をする。
非常に危険なので
担当のトレーナーもその人が精一杯の所で
一応ストップさせる。
そこから先に進めれば
「素直」というものが
どんなものなのかを初めて知ることができる。
私は自分の中の悪を正視して
認めて、詫び、一切の自分の悪を許し、
素直になった瞬間
私の内側が愛で満ち溢れる体験をした。
「悪を殺せ」という脳プログラムから
「悪は愛の足らない状態である。愛を注げ」という
慈悲のプログラムへとバージョンアップした。
私の人生からやっと「自殺」という二文字が消えた。
36歳の時だった。
私は自分を本当に愛することを知った。
つづく…
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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