大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
タロットカードは大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の
合計78枚で構成されています。
占い師の面接の時に、学問の占いは出来るのですが、
大アルカナだけでしかタロットで占えませんという方が、過去に数人お越しになられました。
残念ながら、その方は不合格になりました。
大アルカナ22枚でも占えるのですが、それでは素人の領域になってしまいます。
私も初めてタロットカードを手にしたときは、大アルカナでだけでした。
中学生の時は、それだけで、友達を占っていました。
プロであるならば、78枚のカードを使いこなせるレベルでないと、合格にはなりません。
また、大アルカナと小アルカナが混ざって占うからこそ、物事の強弱が見えてきます。
「彼は私のことをどう思っていますか?」
という質問の場合、大アルカナが沢山並びますと、想いのパワーが強いことになります。
小アルカナばかりだと、あまり関心がなさそうなことが分かります。
78枚で占うことで、物事のメリハリをしっかりと掴むことができます。
78枚のカードの意味を覚えるのは、最初はとても大変に思いますが、
「慣れる」以外に上達の方法はありません。
毎日、タロットカードに親しんでいると、自然に覚えられますので、
他の学問の占いを覚えるよりも簡単だと思います。
そして、大切なのは手さばきです。
どれだけカードに馴染んでいるか?
カードを生き物のように扱えると、
素晴らしいタロット占いが出来るようになります。