大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
タロットカードの小アルカナは4つのエレメントに分かれています。
棒ワンド(火)、コインペンタクル(地)、剣ソード(風)、杯カップ(水)です。
Aceから10まで、そして人物カードのペイジ、ナイト、クィーン、キングと
14枚ずつの組み合わせで、合計56枚です。
タロットカードの小アルカナのAceから10までの数字には意味があります。
Aceは始まりや本質を表します。
2はバランス
3は物事の顕現
4は安定 休止
5は混乱
6は調和
7は向上・望み
8は重ねる・時間
9は最終形の一歩手前 最高潮
10は最終形であり、次への始まり
この中で、面白いなぁと思ったのが、ワンドとソードです。
どちらとも最後の10のカードは悲惨さを表しています。
力だけでも最後は悲惨、知性だけでも最後は悲惨ということを物語っているのです。
そして、コインとカップは豊かさを表しています。
最後の10のカードは愛情と物質の両方の豊かな状態を表しています。
小アルカナ一枚一枚にも、個別に意味はあるのですが、
数字の意味でそのカードが表れていることもあるので、
リーディングする時に、間違えると正しい占断が出来なくなります。
リーディングは、カードが何をささやいているかを聴き取ることです。
同じカードでも、カードの中にたくさんの意味があります。
それは、占星術で星の意味をひも解くときと、
まったく同じように、直観力が必要になます。