大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
『黄麗・真理への道』
46回目は「瞑想の3つの困難「時間」」のお話です。
前回の記事はこちら・・・その46瞑想の3つの困難「時間」
瞑想の二つ目の困難は、
瞑想のために座って目を閉じると、雑念が次から次へと湧き上がってくること。
これは、最初の頃は誰でも経験する。
思考は絶えず動いている。
その思考が止まらない限り、雑念が消えることはない。
雑念が湧いてくる間は、瞑想に入れていない。
形だけ瞑想真似をしている状態で、時間が経つにつれて、
耐えられないほど苦しくなってくるものだ。
一定時間、ただ座ることがこんなにも苦しいと知って驚く人も多いと思う。
思考が動いているから、体も動きたくなるのだ。
黄麗も初めは苦しかった。
考え事をしてしまって、瞑想にならなかった。
社会では言語を必要とするが、瞑想には必要ない。
感じていることを言語化しない。
あるがままの意識を言語で縛るのを止める。
ただ、感じる。
言語化しない。
それを繰り返す。
しばらく、繰り返すと、思考がおとなしくなってくる。
思考が鎮まってから、初めて瞑想が始まる。
コツは、雑念を消そうと取り組まないこと。
ただ湧き上がってくる雑念を傍観者になって見守る。
言語化せずに、そのままを感じることだけをしていると、この困難もやがて、なくなる。
つづく・・・