物事の本質と分割「六」「七」

大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】

代表の黄麗です。

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今回は「六」「七」の分割についてお話をさせて頂きます。

「六」は六曜

「七」は七曜

です。

これもどう分割しているかの違いです。

まず「六」から

6は3の倍数です。

3の倍数で「六」に見えるものと、12を陰陽に分割して「六」に見せている物があります。

細木数子さんの「六星占術」は六分割に見えますが、

実際は六分割に+と-があるので「十二」が基本になっています。

「十二」を陰陽に二つのグループに分けると「六」になります。

それとは、別の意味で

六曜といって、暦を6日に分ける考えがあります。

現在のカレンダーにも載っているものが多くあります。

先勝(せんしょう)、友引(ともびき)、先負(せんぷ)、

仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっく)のことです。

本来は時刻の吉凶の占いで、

先勝は午後は凶、友引は昼凶、先負は午後大吉、仏滅はすべてに凶で、

大安はすべてに吉、赤口は正午のみ吉、とされていました。

六曜は暦日(旧暦)に次のように配当されます。

正月1日 7月1日 先勝

2月1日 8月1日 友引

3月1日 9月1日 先負

4月1日 10月1日 仏滅

5月1日 11月1日 大安

6月1日 12月1日 赤口

この考えは、今では迷信とされていますが、

やはり、現在も婚礼には仏滅を避けて大安が選ばれ、

葬式には友引が忌まれるなど、民間では根強く生きています。

つぎに「七」についてお話させて頂きます。

七曜は現在でもつかわれている月火水木金土日の一週間の区切りです。

これも、深い話があります。

七曜は、古代中国の天文学で、

日(太陽)と月と五惑星(木・火・土・金・水)を併せたものです。

その曜日はその惑星が守護すると考えられています。

天体望遠鏡が出来る以前は、太陽系の惑星は土星までしか発見されていませんでした。

ですから、土曜までの7曜日になっています。

現在はどのカレンダーもこの七曜が使われています。

黄麗は、色々と研究をして、生活をするには、

やはり3の倍数にリズムを合わす方が自然だと思っています。

日曜日は安息日、お休みの日にして、あとの6日で活動のリズムをとるのが理想的です。

一週間に一日ぐらいは、完全に社会活動から抜け出せて、

好きなことをして、脳を休ます時間があれば、

現代病と言われるストレスも軽減されると思いますが…。

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では、次回は「八」と「九」のお話をさせて頂きます。

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黄麗/占龍館代表

占龍館代表 先祖代々神主を務める家系に生まれ、幼少の頃より心霊・占いなどの精神世界に関わる。 占術家として、テレビ出演や雑誌掲載、講演活動など、日本全国で幅広く活躍し、WEBコンテンツやアプリなどでも占いの監修を手がけている。

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