大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
『黄麗・真理への道』
18回目は「「魂世紀」(こんせいき)と共に」のお話です。
前回の記事はこちら・・・その17・六根清浄
田岡満氏の著書「魂世紀」。
この一冊の本との出会いから、黄麗の運命は大きく変わった。
修羅の世界に生きていた私が、その世界から脱出することができた。
ただ、本を読んだだけではない。
それでは、ダメだ。
本に書いてあることを実践しない限り、分かったつもりになって終わるだけだ。
私も、著者と同じ、本に書かれてある(P109~)内観セミナーを受講した。
著書に書かれてあるのは、内観によって本人がとんでもなく、
未だかつてないほどに苦しんだことが書かれてある。
悟りの境地に至ったのは、そのあとだった。
そこを通り抜けない限り、その境地に行けないものだ。
今は絶版になっているので、中古品しか手に入らないが、
内観セミナーを受講する方には、「魂世紀」を一読されることをお勧めしている。
そして、内観セミナーを受講して、再び、この本を読むと、また新しい意味で読むことができる。
いかに、自分が分かっていなかったかが分かる。
著書は、新婚10ヵ月、幼子を残しての妻の死から始まる。
実業の世界で生きてきて、死後の世界や精神世界にまったく興味も関心も無かった著者が、
妻がなぜ自殺したのかを知りたくて、見えない世界への探究が始まる。
心霊界と関り答えが見つけられない中で、ある時、友人に誘われて、
軽い気持ちで内観のセミナーに参加してみると、そこで衝撃的なショックを受ける。
そして、内観によって、父を通し、母を通して、本当に大切なものは何だったのかを知ることとなる。
無知の人間から、悟りの一歩へと渡ることができた著者の体験が綴られている。
読み込めば、読み込むほどに「素直」と「感謝」の意味が深まる一冊です。
黄麗も人生の道は違えど、同じ方向に進んでいます。
つづく・・・