その5・信貴山でびっくり 真っ暗編

大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】

代表の黄麗です。
『黄麗・真理への道』

前回の記事はこちらです。

その4・信貴山でびっくり デッカイ編

 

 

 

 

 

長野県善光寺で、3年ほど前に黄麗は初めて戒壇めぐりを体験しました。

 

初体験の時はお寺にこのようなものがあるのかと、びっくりしましたが、

まさか、信貴山にもあったなんて、感激しました。

 

本堂の地下にあります。

 

真っ暗で何も見えない所を歩くので、右手を壁から離さないように指示を受けます。

 

本当に真っ暗で何も見えないので、お化け屋敷に入るみたいな感覚になります。

 

「戒壇」と「怪談」でおやじギャグが作れそうです。

 

 

これは、ただの肝試しではありません。

 

実は深い意味を体験するためにあるのです。

 

 

なぜ、真っ暗なのか?

 

それは、私たちは両目が見えていると思っているけれども、

実は、全く真実が見えていないのだということを悟らせる為です。

 

 

そして、なぜ右手を壁から離さずに歩かなければならないのか?

 

それは、真っ暗な中、導くものがないと危険で進めないことを表しています。

壁は仏法を象徴しています。

「人生において、仏法という壁から手を離してはいけませんよ」ということを悟らせるためです。

 

 

話を聴くだけで分かった風になるよりも、体験によって、もっと深く「ああ本当だ。」と分かるように導くことが目的です。

 

 

 

真っ暗の中、右手を壁に沿わせて進んでいきますと、右に曲がるところがあります。

 

そうすると、明かりが見えます。

 

そこには、守り本尊様がおられます。

 

ご自分の生まれ年の守り本尊に合掌して、真っ暗の中をさらに進んでいきますと、また右に曲がる所があります。

 

右手を壁に沿わせていて、その右手が「如意宝珠」という宝物が収められている庫の錠前に触れることが出来たなら、心願が叶うとされています。

 

そして、ようやく出口となります。

 

まだ、戒壇巡りを未体験の方は、ぜひ深い意味を感じながら、体験されてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

続きはこちら!→その6・信貴山でびっくり精進料理編

 

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黄麗/占龍館代表

占龍館代表 先祖代々神主を務める家系に生まれ、幼少の頃より心霊・占いなどの精神世界に関わる。 占術家として、テレビ出演や雑誌掲載、講演活動など、日本全国で幅広く活躍し、WEBコンテンツやアプリなどでも占いの監修を手がけている。

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