大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
『黄麗・真理への道』
前回の記事はこちらです。
長野県善光寺で、3年ほど前に黄麗は初めて戒壇めぐりを体験しました。
初体験の時はお寺にこのようなものがあるのかと、びっくりしましたが、
まさか、信貴山にもあったなんて、感激しました。
本堂の地下にあります。
真っ暗で何も見えない所を歩くので、右手を壁から離さないように指示を受けます。
本当に真っ暗で何も見えないので、お化け屋敷に入るみたいな感覚になります。
「戒壇」と「怪談」でおやじギャグが作れそうです。
これは、ただの肝試しではありません。
実は深い意味を体験するためにあるのです。
なぜ、真っ暗なのか?
それは、私たちは両目が見えていると思っているけれども、
実は、全く真実が見えていないのだということを悟らせる為です。
そして、なぜ右手を壁から離さずに歩かなければならないのか?
それは、真っ暗な中、導くものがないと危険で進めないことを表しています。
壁は仏法を象徴しています。
「人生において、仏法という壁から手を離してはいけませんよ」ということを悟らせるためです。
話を聴くだけで分かった風になるよりも、体験によって、もっと深く「ああ本当だ。」と分かるように導くことが目的です。
真っ暗の中、右手を壁に沿わせて進んでいきますと、右に曲がるところがあります。
そうすると、明かりが見えます。
そこには、守り本尊様がおられます。
ご自分の生まれ年の守り本尊に合掌して、真っ暗の中をさらに進んでいきますと、また右に曲がる所があります。
右手を壁に沿わせていて、その右手が「如意宝珠」という宝物が収められている庫の錠前に触れることが出来たなら、心願が叶うとされています。
そして、ようやく出口となります。
まだ、戒壇巡りを未体験の方は、ぜひ深い意味を感じながら、体験されてみてはいかがでしょうか?
続きはこちら!→その6・信貴山でびっくり精進料理編