大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
雑誌やテレビで、「星座占い」を見たことはありませんか?
実は・・・
あれを「占星術」と呼ぶには、お粗末過ぎます。
あれは、単なる占い遊びに過ぎません。
個性溢れる人間を星座の12分類などで見てしまうのは
あまりにも大雑把です。
生年月日だけでも366分類に過ぎません。
しかし、生まれた時間と場所(緯度・経度)まで特定すると
この世の中にただ一人の存在としての占いができるのです。
占星術師は生まれたデーターを基に
ホロスコープという太陽系の惑星の配置図を描きます。
そうすると・・・
その人がどんな性質を強く持って生まれて来たのかが分かるのです。
この世に誕生出来た瞬間から、この世の一部になったのです。
宇宙の中で、太陽系の中で、生きるのです。
だから、その影響を一生受けます。
私達は宇宙と繋がっているのです。
そういう、概念の下で「占星学」として
体系化されているものを使って占うことを「占星術」と言います。
簡単ではありませんが、
占星学は学問として学ぶことが出来ます。
占ってもらうよりも、
学ぶ方が自分の事がよく分かるようになります。
占いに興味があって、私の所へ習いに来た生徒に
「こんなに緻密に計算があるなんて、思いもしなかった!」という
感想を頂いたことがあります。
占いって、もっと簡単だと思っていたようです。
現在は、ホロスコープを描き出すことはパソコンがやってくれます。
以前は手計算でやるしかない時代でしたので、
数字や計算が苦手な人はお手上げでした。
左脳と右脳両方が活発でないと、
占星学も占星術も扱うことができません。
しかし、自分という存在は、そんなに簡単なものではありません。
それは、学べば学ぶほど、良く分かります。
占い師と称する人の中には、
占星学だけ学んで、理論だけ優先して
実際に占えない人(術を使えない人)もいます。
(テストの点は良いが、手術が苦手な外科医のようなもの)
基本を習わずに、占星術を使っている人もいます。
これはダメ!
基本からずれると、デタラメになります。
巷では、簡単なものがはびこります。
それは、「本物」とはいえないのです。
占いを信じないと言う人は、その偽物を占いだと思っています。
そうです。そんな偽物を信じてはいけません。
占いの本物に触れた時、その素晴らしさに驚かれると思います。
このブログを通して、占星術の素晴らしさが伝わって、
占いの概念が書き換えられることを祈ります。