大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・
その76回目は「その76:欲はOK 欲張りはダメ」のお話です。
その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?
前回の記事はこちら!→「その75:何が自分の愛の流れを止めているのか?」
「欲を無くせ!」とか「無欲の境地」とか・・・
時として、欲は悪者のように言われることがある。
30代の時、実験をしてみた。
無欲で過ごす実験。
私は、一切の欲を捨ててしまうというイメージを持ってしまった。
それは、とんでもない考え違いだった。
言葉のままに、「無欲」とすると、息すらもできなくなってしまう。
起きることも出来ない。体も動かない。
命は欲で支えられている。
言葉の定義をハッキリさせておく必要がある。
欲にも色々な種類がある。
生理的な、食欲、睡眠欲などの生きるために必要な欲。
それらとは別に、
物質欲や名誉欲や支配欲、善欲と悪欲と言われるものがある。
善欲は精進を求める心であり、悪欲は貪(とん、むさぼり)である。
「欲を無くせ!」とは、この悪欲のことだったのだ。
当時の私は、とても勉強不足だった。
何でもかんでも同じに考えてしまっていた。
自我という欲に対し、如来我・仏性を得るという大欲を持つことが大切で、
欲そのものを否定するのではない。
そのバランス、欲張らない、欲を張りすぎないことに
気を付ければいいだけだという考えに至った。
バカな実験をしたおかげで、一つ悟りを得ることができた。
そして、「欲」に対しての罪悪感から解放された。
続きはこちら!→「その77:邪魔くさがりはお金を損する」