大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・
その69回目は「その69:天国は方向性、地獄の先に天国はない」のお話です。
その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?
前回の記事はこちら!→「その68:自分が不幸になれば周りも不幸になる」
真理の勉強会は、いつも神戸の師匠の自宅で行われた。
邸宅の20畳以上ある応接室に、ソファとテーブルが置かれてあり、
1人掛けのソファーに師匠が座る。
その他のソファーの上空いている所と
その前方周囲を内観のセミナー修了者20人近くが取り囲んで学んだ。
天国と地獄について、話が出た時、師匠はこう言った。
「天国とか、地獄とかが、実際にあるわけではないが、
そう、呼べる領域というものはある。
正しい方向へ歩いていたら、いずれたどり着く。
しかし、進む方向が間違っていれば、それは地獄に向かっている。
どれだけ努力しても、その先に天国はない。
結果がどうと、言うよりも、
方向が合っているのかという事に、注意する事が大切だ。」
私は過去の自分を振り返って、それがとても腑に落ちた。
自分の思考がまったく間違っていて、
真逆だと気付いて方向性を変えてから、私の人生は一変した。
自分の考えが正しいと思って、一所懸命頑張っていた。
でも、苦しみの中でから抜け出す事は出来なかった。
ところが、自分の考えを捨てて、真逆の行動に出たら、全てが上手く行きだした。
地獄から天国の方向にチェンジできた瞬間だった。
自分の考えを捨てるという事は、中々簡単な事ではない。
私はドン底で捨てざるおえない状態だったから、捨てることが出来たと思う。
しかし、師匠にはいつも感心した。
13時から17時まで、ずっと話し続けて、その集中力は凄かった。
自分の意見を言っているのではなくて、
いつもどこかに繋がって、話をしているようだった。
私はいつも要点をメモしながら聴いた。
続きはこちら!→「 その70:受け手に知識がなければ伝わらない」