大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・
その67回目は「その67:場所が違う」のお話です。
その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?
前回の記事はこちら!→「その66:魂は楽しむ方向にしかいられない」
師匠はゴルフが好きだった。
だから、例え話もゴルフの話が多かった。
ゴルフをする人は、その例えがよく分かると思うが、
しない人はイメージが湧きにくいだろうなぁと思う。
例えばこんな感じ・・・
どんなに努力をしても、場所が違えば全くの無駄!
違うゴルフ場でプレーしていれば、
そこでいくら良い成績で上がっても、ノーカウントだ!
こんな説明をする師匠。
ゴルフが分からない人の為に、
深い縁のある喜多郎という有名なアーチストの話をしてくれた。
・・・長野県のある山奥の村に行った時だ。
農作業をしているおじさんたちが、
喜多郎をつかまえて、若い変な奴扱い。
そこのおじさん達は喜多郎のことなんか知らないんだ。
世界の喜多郎と呼ばれた男でも、場所が変われば、ただの変な奴。
そこで農作業をしても、とてもおじさん達にはかなわない。
音楽の世界にいればこそ、素晴らしいと絶賛される。
場所が違えば、そんなものだ。
・・・・・
自分の能力を十全に発揮できる場所。
それが主婦の場合は家庭になる。
「主婦のプロになれ! 」
主婦をしている女性に向かって師匠は、そう言った。
人それぞれに適正な場所がある。
その場所が分からなくて、さまよっている人もいてる。
我慢して、合わない場所で耐えている人もいる。
種をどこに植えるか、場所を間違えれば、それは育たない。
黄麗はその時、すでに占いという世界に入っていた。
内観をするまでは、プロの世界に入ろうなどと思いもしなかった。
プロになって間もない私は、あえてこの場所でいいのかと確認をした。
「君は何でも出来るから、何でもしたらいいんや!」
師匠が私に言った。
その答えは、なんだか、ハッキリしないので、
あまり嬉しくは無かった。
実際今でも、占いを主軸にしながら、
色々な事にチャレンジし続けている自分がいる。
続きはこちら!→「その68:自分が不幸になれば周りも不幸になる」