大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・
その64回目は「その64:真理の勉強会」のお話です。
その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?
前回の記事はこちら!→「その63:「今日の言霊」を書き始める」
内観セミナーを終え、これからが人生の本番。
私はさらに深く学ぶ必要があった。
神戸の師匠の自宅に毎月か隔月、
20人ぐらいのセミナー修了者が集まる真理の勉強会に参加した。
テーマを決めて、各人が師匠と話し合った。
自分の順番が回ってくるまで、
他の人の話を熱心に聴きながら、師匠の返答が大変勉強になった。
13時から17時までみっちりと話し合った。
その後、希望者のみ師匠とご飯を食べに行く。
私はその時間がとても楽しみだった。
ある中華屋で、師匠がゲームをしようと言い出した。
私たちは10名ほどいた。
何をするのかと思ったら、
「私」と言ったら100円テーブルに出すと言うゲームだった。
「私」と言う言葉を使わずに会話するのは、実際とても難しかった。
つい、言ってしまう。
多い人は1000円ぐらい支払うことになった。
私は気をつけていたけれど、200円支払った。
全部飲食代の足しになった。
「みんな、いつも意識しないで、
かなり、『私が』って言葉を使っているのか、分かっただろう?」
そう師匠が言った。
私たちは「私が、私が、」と我の強い者ばかりが集まっていたので、
お互いの顔を見合わせた。
少し、恥ずかしくなってしまった。
師匠は直接指摘をするのではなくて、
自らが気付くように、食事をしながら楽しくゲームで教えてくれた。
常にそれが師匠の導き方だった。
続きはこちら!→「その65:物の見え方、考え方が自分の位置」