大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
令和2年7月22日
「天職って?」
世の中には色々な職業がありますが
その仕事で働けているということは
その仕事ができる能力を授かっているという証です。
好きとか嫌いとかのレベルで判断するのではなくて
現実に「できる」ということが能力です。
側から見て、楽しそうに見える仕事でも
裏から見れば大変な努力や苦労があるものです。
しっかりとした目的や目標があったり
大好きな仕事であったりすると
人間は辛さや苦しみをあまり感じないように出来ています。
これが、やり続けられる秘訣ですね。
占いでは、よくお客様に
「私の天職はなんですか?」
と質問を受けます。
天職とは
「天から授かった職業。
また、その人の天性に最も合った職業。」
と辞書にあります。
生年月日から観る占いですと
どのような能力が長けているのかは
タイプ別に分かりますので
お伝えさせて頂いています。
自分に与えられた能力を使って
「これしか無い」とやり続けられた職業
が一般的に天職と呼ばれるものに
なります。
また、能力が集中し過ぎていて
「これしか出来ない」という人は
それをするしかありません。
立場的に
家業等を継承せざるを得ない人も同じですが
選択の余地が無いわけです。
ですから自然に天職と言われるのもが
決まってしまいます。
実は、「私の天職は何?」と迷われる方ほど
多彩な才能をお持ちです。
選択肢が沢山ありますので
色々と考えたり
迷ったりすることが出来るのですね。
そういう方はあえて
天職というものを
決めつける必要ないと思います。
色々な体験が必要な魂は、
今の仕事での修業が終われば、
次への仕事へと導かれます。
固定する理由はないのです。
私も占術家として活動するまでは
他の仕事や事業をしていました。
その経験は今の肥しになっていますが
その時は
「占いは私の天職です」なんて
全く思っていなかったです。
しかし
今は思っています。
一瞬一瞬を大切に生きれば
本当は、
「今、している仕事が天職です。」と言うのが
大正解なのだと私は思います。
魂を打ち込める仕事をするには
どんな仕事であっても
誠心誠意それに取り組むことだと思います。
そういう考えでいますので
占いのお客様に「天職」を尋ねられた時は
生まれ持って授かっている能力が生かせるような職業を
あまり、限定的に絞り込まずに
やんわりとお伝えさせて頂いています。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。