大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その167「ルーツをたどる」
ルーツとは辞書で調べると
- 先祖。始祖。
- ものごとのおおもと。起源。出自。
と書かれてある。
内観をしていくと
殆どの人が
自分のルーツに興味が湧いてくる。
先祖に対しての
感謝の念も湧くので
今まで墓参りさえしなかった人が
急にそれをするようになる。
私もその内の一人だった。
久しく参っていなかった。
石川県松任市(現 白山市)と京都府舞鶴市の
先祖の墓にお参りをして
その後、両親に先祖のことを聞き出し
家系図を分かる限りで
書き出したりした。
私が生まれる前に亡くなっていた
父方の祖父の名前を知ったのも
その時が初めてだった。
36歳ぐらいの時だったと思う。
お墓の前で
「良純(りょうじゅん)って、言うんだ!
おじいちゃんは!」
そう言った瞬間
「やっと分かったか!」
と声が聴こえてきた。
祖父の声だと、直感した。
急に聴こえたその声に
少し驚いたが、とても嬉しくなった。
「おじいちゃん、やっと名前を知ることができました。
生まれる前に亡くなったから、会えなかったけれど
あなたの孫です。ありがとうございます。」
そう、挨拶をした。
父方の先祖の墓参りは
家を出るまでは、年に一回ぐらいだが
お盆に父方の実家(石川県)に帰った時に
行っていた。
しかし、その時は
ただお参りをしていただけで
祖父の名前に興味も湧かなかった。
それまでは、私の中では
「私のおじいちゃん」という認識だけで
一人の人間として捉えていなかった。
内観することによって
先祖と繋がることが
より一層できるようになった。
それは、私に根本的な強さと
心の安定感を与えてくれた。
血統の先祖の他に
もう一つ
魂の先祖がある。
これも、内観をして
辿っていくことになる。
つづく…。
【お知らせ】
内観EQセミナーの開催日程が決まりました。
3泊4日間の精神世界の旅の詳細は下記HPより
ブログ「精神世界の旅」121話からも
内観のことについて書いています。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。