大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その120「掃除で失敗」
私は不潔な所や散らかっている所が嫌いで
綺麗な所が好きだった。
綺麗を保つために
掃除をして
掃除にまつわる開運の効果も実証済なので
「掃除で開運」というテーマで
日本各地で講演までさせて頂いた。
家の中は整理整頓されて
ホコリ一つないピカピカ状態。
掃除をするということは
物に対しての感謝も湧き
場を清めることで
心の中まで美しくなる。
そして、いい運動にもなる。
良いこと尽くめの掃除だが
大きな失敗をしたことがある。
40歳になるかならないかの頃
椎間板ヘルニアになってしまった。
歩けないほどの腰痛。
眠れないほどの腰痛。
痛くて、掃除も何もできなくなってしまった。
トイレに行くのも
死に物狂い!
「掃除で開運」のはずが
どうしてこんなことに!
病院に通いブロック注射を打ち
このままでは
左足まで失う可能性があるということで
手術の日程まで決められた。
手術前の検査入院を3日間して
心の中で思ったことは
「手術したくない!」
「治って!」
と本気で祈った。
すると、その翌日から
動かなくなっていた左足に
血の気が通い出し
少しだけ動くようになった。
その様子をみた担当医師が
「手術の日程をもう少し伸ばして
経過をみてみましょう。」
と言ってくれた。
良い先生に当たったと心から思った。
その日を境に
日に日に症状に改善がみられて
結局、半年以上かかったが
手術せずに治すことができた。
左足指に痺れが残って
それは5年程続いたが
現在は痺れも無くなり
完全に健康に戻っている。
その時のことを振り返ると
掃除をする時の心の在り方が
椎間板ヘルニアを作ってしまったのが分かる。
掃除をする時に出していた力が
物に当たって反発して
自分自身の腰に作用し
負担を掛けた結果だった。
私は頑張りすぎていた。
愛でるように
物を拭かなければならないのに
汚れを発見したら
敵をやっつけるかのように拭いていた。
綺麗になればスッキリするが
その途中は
イライラして掃除をしていた時もあった。
その心の状態が
全部自分に返ってきていたのだ。
そんな失敗体験から
「感謝の掃除」が生まれた。
汚れているから掃除するのではなく
綺麗な所も感謝の心で
愛でるように拭き掃除をするようになった。
掃除は物に感謝と愛を伝えるものになった。
痛い目にあって掴んだ気づきは
私の心の波動を大きく変えた。
心の波動は物に伝わる。
部屋にある物を
生きているかのように愛すれば
その部屋は愛で満たされた空間となる。
つづく…。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。