大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その115「ただ生きるということに」
子供の頃、毎日の生活の中で
ただ生きるということに
疑問を持ってしまった。
「何のために、生きているのだろう?」
という疑問は
日に日に膨らんで行った。
思春期になっても
その答えを見つけられないでいた。
私は子供の頃を
楽しいと思って過ごしていなかった。
何のためにか分からず
日々生きていることは
苦痛になる時もあった。
たまに楽しいと感じる出来事はあっても
それはすぐに去っていく。
子供の頃は
ただ生きるということに
魅力と価値を感じていなかった。
ところが
今は違う。
ただ生きると言うことが
奇跡の上に成り立っているという
真実をしっかりと理解している。
そして、ただ生きるということに
とてつもない魅力と価値を感じている。
呼吸ができることが
どれ程楽しいか!
人間変われば変わるものだと
つくづく思う。
こういうことが分かるまで
生きていて良かったと思った。
私はたまにタイムスリップして
過去の自分に会いに行く。
そして、人生に悩んでいる自分に向かって
「大丈夫よ!」
と声を掛ける。
やさしく抱擁もする。
過去の私は
未来から私がやってきていることを
時たま感じながらも
気のせいで済ませている。
「未来のあなたは
感謝の中で幸せに生きていますよ。」
そう私は囁く。
「あなたが頑張って、生きてくれたおかげで
「生」そのものの素晴らしさを感じて
脈々と命を繋いで下さったご先祖様に
両親に感謝できる人間になれていますよ。」
過去の私にありがとう。
タイムスリップから
帰って来ると
今度は未来の私が
今の私を励ましてくれる。
つづく…。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。