大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その33「死後の世界」
生きている時が重要なのは
死後の世界に繋がっているからだ。
もし、死後の世界が無いとしたら
死んですべてが無になるのであれば
人はこの世に生まれてくることができない。
形而上の存在が無ければ
形而下に下りてくることができない。
一人一人に肉体という形があるのは
魂がそこにあるからだ。
私たちはこの世に生きていて
それぞれの出す想いの周波数のようなもので
精神世界の居場所となる空間に
意識が振り分けられている。
見える世界と見えない世界が
重なり合っている空間に存在している。
生きている時に
この世は天国だと思えたら
あなたは今天国にいるし
死後も天国だ。
生きている時に
この世は地獄だと思えたら
あなたは今地獄にいるし
死後も地獄だ。
要するに生きている時の在り方のまま
死後も何も変わらないということだ。
だから、今苦しんでいる人は
死んで楽にはならない。
死後の世界の方が苦しみは倍増する。
その苦しみの原因が外部からでないことを
死んで初めて気づけるかもしれない。
外部の原因が無くなったにも関わらず
苦しみは有り続けるからだ。
そして、死んだからといって
成仏もしない。
死んだことによって
仏になれたりはしない。
それは、生死は関係ない。
仏のような精神状態になれた人が
仏になるだけだ。
本来、仏とは六道輪廻から
解脱を果たした人のことをいう。
拝む対象の神仏のことではない。
仏になれば
六道から抜けるので
もう生まれてくることはない。
心に執着を持っていて
心の世界から抜け出せていない人は
また、その人に見合った場所に
輪廻転生することになる。
今の生き様は、次の生に繋がっている。
今世で苦手なものを克服できれば
来世は苦手で無く生まれてくることができる。
今を気づこうという意識を持って
精一杯生きること以外
私たちがするべきことはない。
永遠に自分自身からは逃げられない。
だから、もっと自分のことを知るべきだ。
知って認めれば、本当の楽がやってくる。
時空の無い世界では
あなたはすでに解脱を果たした仏である。
今は途中の苦楽を楽しんでいるだけ。
つづく…
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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