大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・
その98回目は「その98:外の世界は中の自分を育てる原資」のお話です。
その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?
前回の記事はこちら!→「その97:自分という私が、私を育てる」
「良いことも、悪いことも、すべてが、自分を導いてくれている。
すべてが、自分を育てる原資である。」
真理の勉強会で、師匠が言った。
さらに続けて、死後の話をされた。
「死んだらなぁ、そんなに、気づけるものじゃない。
皆がいてくれているから、色々なことに気づけるんだ。」
師匠は、死後の世界はあるといつも断言されていた。
本当にあるのかどうかを真剣に探究された。
だからこそ、生きている今の有難さや、大切さを常々言われた。
「この生の世界は、チャンスの世界なんだ。
気づくことができて、輪廻の輪から抜け出すことの出来る唯一の空間なんだ。」
私も、今回生まれてきて、この生で輪廻の輪から抜け出したいと思っている。
師匠と私の共通の心は、真理の探究だった。
子供の頃から、異空間や霊を感知しながら生きてきた私。
師匠は、結婚して、奥様を亡くされるまで、
死後の世界など無いと思っていた人。
同じ空間で、同じ時間を過ごしている縁は、何とも不思議なものだ。
すべてのものが、自分を育ててくれる原資という考え。
この考え方を師匠から聞かなければ、
私は、いつ、たどり着くことができただろうかと思う。
師匠は入院を繰り返していた。
足は棒切れのように細くなっていた。
いつまで、師匠から学ぶことが出来るのだろう。
一瞬、一瞬が私にとって貴重な時間だった。
続きはこちら!→「その99:何をしてもいい。出来る事に感謝を。」