大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・
その92回目は「その92:愛されたいと求めている間はガキ」のお話です。
その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?
前回の記事はこちら!→「その91:光れば地獄はない」
人は誰だって、人に好かれたいし、愛されたい。
そう思っている間はガキだと、師匠に言われた。
それは、まだ私が内観セミナーを受ける前のことだった。
30代半ばの私は、正直、愛されることを求めていた。
それが普通だと思っていたから、
そのことに対しては何の疑問も持っていなかった。
「愛されたい」と「愛する」は心の状態が180度違う。
ある時、気が付いた。
「私はどうして愛されたいのだろう?」
「誰に?」
自分で自分を100%愛していなかったから、
その愛の不足を無意識に他人に求めていたのだった。
「愛されたい」は愛の不足を意味していたのだった。
自分が自分を愛さなければならないのに、
その責任を誰か別の人に代わってもらおうと思っていた。
本当の愛というのは、自分で自分を愛する人にならない限り、溢れ出てこない。
事実、私が私を本当に愛せるようになった時、愛されたいという思いは消えた。
もう自分が愛で満ち満ちているから、人に愛されたいと思わなくなる。
愛していただけるのは、とても嬉しいし、有難い。
しかし、私を愛してくれている人が、
自分のことを愛することが出来なない人であれば、こんなに悲しいことはない。
「愛されたい」から「愛で満ち足りている自分」への変容は、内観を通して起こった。
自分に愛される幸せを手に入れることができた。
私はガキから卒業した。
続きはこちら!→「その93:その人をそのまま認める」