大阪心斎橋にある占い館【占龍館】で
占い師をしております。真成です。
シリーズ:【過去の後悔、愚かな私、死の体感】賢者占人、真成の半生
私の占い師になる迄にあった、色んな過去の事を記載しようと思います。
8話 【父方のオジィー】
オジィー(祖父)は、
小さい時に白内障で目を失い歩く事も手探りで
畑や仕事も出来ない人であった。
その分、耳はかなり良く、足音で誰かも分かるほど。
性格はとても頑固者で皆からは嫌われていた。
私はそんなオジィーの事が大好きだった。
会話をしたり、2人で親戚の家まで出かけたり、
沢山の思い出がある。
そんなオジィーも私が中学の時に亡くなった。
亡くなった当日、私は高熱で体調を崩していた。
でも『行けば治る』と直感がし、無理して会いに行った。
田舎の家に着きオジィーの顔を見て直ぐ、熱が引き体調も治っていた。
きっとそれはオジィーのお陰だったが、
あまりにも大きな悲しみで涙が溢れ
『私の身体を治すより、どうかオジィーを生き返らせて下さい・・・』
と願いながら手を合わせていた。
皆から嫌われ者ではあったが、私はオジィーの孫で良かった。
楽しい思い出も貰った。オジィーのお陰で今がある。
これからも私の人生は長い。
人生を精一杯生きてオジィーに伝えたい。
私の人生、楽しかったと伝える為に、、、
つづく、、、
9話・番外編【特別な人(叔父)】