大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その188「鏡が磨き上がるまで~魂~」
奈良県の鏡作神社に参拝に行った時
お札の他に丸い銅製の鏡が有ったので
それを買った。
鏡と言っても
私たちが普段使うような鏡ではない。
全く反射せず、映さない鏡だ。
社務所にはその銅製の鏡が
ピカピカに磨かれて
ちゃんと顔が映るような状態で
見本として置いてあった。
買い求めた鏡には
種類の異なる紙ヤスリが
5枚セットで付いていた。
水にその紙ヤスリを浸して
磨き上げていくと
顔が映るような鏡になるというのだ。
宮司の奥様に話を伺うと
見本として置いてある
ピカピカの鏡になるには
毎日10分程度磨いても
1週間以上かかるということだった。
私は見本の鏡がそのまま買えると思っていた。
全く反射していない
銅製の丸い鏡が
見本のようになるのだろうか?
この鏡は自分で磨くことに
意味があるということだった。
私はさっそく自宅で磨きだした。
毎日磨いても鏡は中々ピカピカにならない。
磨くことはかなりの労力だ。
私はピカピカの美しいものが好きだ。
そうなるためには
どれ程毎日磨かなければ
ならないのかを
この鏡は教えてくれる。
単純な作業だけど
大変な作業だ。
ふっと、魂もそうなのだと思った。
鏡を顔が映るほどに磨き上げても
磨くことをやめて
そのままにしておくと
鏡はまた曇ってしまうだろう。
磨きだして
今日で5日目
まだまだ映るほどにはなっていない。
ピカピカになること
ピカピカを保つことは
魂の為の修行と同じだ。
つづく…。
つづく…。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。